カーテンの種類を紹介します④~ローマンシェード~
窓装飾といえばドレープカーテンとレースを合わせるのが一般的ですが、最近は様々な見せ方をする方が増えています。
そのひとつ、今回はローマンシェードについてお伝えします。
(画像:タチカワブラインド)
1・ローマンシェードの特徴
ローマンシェードは、生地をメカ(昇降器具)に取り付けて上下に開閉する窓装飾です。
生地の裏側に付いているコードを引いて操作します。
シェード1枚で作る「シングルタイプ」と、シェード2枚の「ダブル(ツイン)タイプ」があります。
シングルタイプ
(画像:モダンインテリアブラインド)
カーテンなど他の窓装飾との組み合わせも楽しめます
ダブルタイプ
(画像:川島織物セルコン)
1台のメカでコンパクトに収まります
2.ローマンシェードのスタイル
プレーン
(画像:プラージュ)
最もシンプルで基本的なスタイルです。
シェードを下ろすとフラットな状態になり、上げるとたたみ上がります。
カーテン、スクリーン、ブラインドと組み合わせができます。
比較的、安価です。
シャープ
(画像:アイボックス)
生地の裏面にバーを取り付けたものです。
シェードを下ろすとフラットな状態になり、上げるとくっきりと横のラインが出ます。
モダンなスタイルの他、生地によっては和風のスタイルにも向きます。
バルーン
(画像:プラージュ)
シェードを上げると、裾がバルーン(風船)状にカーブを描いてたたみ上がるスタイルです。
カーテンと組み合わせもできます。
エレガント、クラッシックなスタイルに向いています。
オーストリアン
(画像:プラージュ)
全体に細かなウェーブが作られている優雅なスタイルです。
通常は下げたまま使います。
大きな窓に映えます。
ムース
(画像:カーテンナカムラ)
シェードの裾の中央を1本の紐で引き上げるスタイルです。
装飾性に優れ、縦長の小窓に多く使われます。
ピーコック
(画像:カーテンハウスCOLORS)
シェードを畳み上げると、裾が孔雀(ピーコック)の羽根のように半円形になるスタイルです。
下ろした状態では、フラットのように平面的です。
装飾性に優れ、縦長の窓に多く使われます。
3.ローマンシェードの素材
カーテン生地が中心です。
ただし、注意が必要な生地もあります。
◇チェック、ストライプなどの柄物
柄の曲がりが目立ちます
◇シワ加工した生地
シワが伸びます
◇透過性の高い生地
シアーなどは裏のテープが目立ちます
4.ローマンシェードに適した窓
・一般的な窓
・出窓
・大型窓
・天窓
・コーナー窓
ローマンシェードは、選ぶ生地とスタイルによって様々なコーディネートができます。
ほとんどのカーテン生地を自由に使える(一部のものを除く)のが魅力です。
また、カーテンや小物とのコーディネートも簡単にできます。
カーテンとは違った雰囲気を、是非お楽しみください。
次回は、スクリーンについてお伝えします。
*カーテンの種類を紹介しています
④ローマンシェード→当ページ
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