カーテンの種類を紹介します⑥~ブラインド~
カーテンの種類の紹介、最後はブラインドについてお伝えします。
ブラインドは、かつてオフィス用だった頃のイメージとは全く違ってきています。
開閉方法や素材の違いによっていくつかの種類に分けられますので、詳しく見てみましょう。
(画像出展:インテリアSANO)
1.ブラインドの特徴
ブラインドは、羽根を紐で組んでメカに取り付けたものです。
羽根の動きや向きを変えることで熱や視線を遮断、調光しながら部屋の換気ができます。
2.ベネシャンブラインド
横型のブラインドのことで、横長の羽根(スラット)を上下に開閉します。
名前の由来はイタリアのベネチアから来ています。
運河に照り返す太陽光や、船からの視線を遮るために考えられたそうです。
羽根(スラット)の素材
◇アルミ製
(画像出展:楽天市場)
安価で最も多く利用されています。
水に強く、様々な機能性を選べます。
カラーが豊富で、複数の色のスラットを組むこともできます。
スラット幅:15mm、25mm、35mm、50mm
用途:一般的な窓、浴室、出窓、テラス窓、大型窓、天窓、傾斜窓、変形窓(円、アーチ、台形)など
◇木製
(画像出展:TOSO)
バスウッド、シダ―ウッドなどの天然木のスラットが使われたブラインドです。
アルミ製に比べると割高ですが、集成材を使ったものは価格が抑えられます。
木質感のある樹脂製は水回りでも使えます。
静電気がおこりにくく汚れにくいので、お手入れが簡単です。
ただし、スラットを閉じてもすき間ができるので、光や視線を完全に遮断することはできません。
気になる場合は、カーテンとの併用をおすすめします。
スラット幅:25mm、35mm、50mm
用途:一般的な窓(掃出し窓、腰高窓)、小窓、出窓、高窓など
3.バーチカルブラインド
(画像出展:ニチベイ)
縦型のブラインドのことで、垂直方向(バーチカル)に羽根(ルーバー)が吊り下げられています。
カーテンのように両開き、片開きができる開閉機能があります。
太陽の位置により眩しくないように、角度調節ができます。
ルーバー素材は、一般の布地・カーテン生地・アルミ合金・ガラス繊維・木などが使用されます。
カラーやデザインの種類も豊富で、複数の色のルーバーを組むこともできます。
ベネシャンブラインドに比べると、ほこりが付きにくいのが利点です。
また、垂直のルーバーはモダンなイメージにぴったりです。
ルーバー幅:50mm、75mm、80mm、90mm、100mm、127mmなど
用途:一般的な窓、変形窓(三角、台形など)、曲面
最近は窓の多様化に伴い、ブラインドの素材・カラー・デザインも実に豊富になりました。
ご家庭でも、インテリア性に優れたブラインドで窓装飾を楽しんでみませんか?
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