片付けが上手くいくコツを伝授~服の見直しポイント
収納の不満で、一番多いのは「衣類」です。
洋服の数は、平均すると1人当たり250点にもなります。
これだけのアイテムを限られたスペースに押し込むのですから、クローゼットや引出しは常に満杯。
入りきれない服は、ついつい出しっ放しになりがちです。
そこで今回は、洋服が片付くポイントを6つお伝えします。
1.洋服の把握と仕分け
自分がどんな洋服を持っているのか、確認しましょう。
今の年齢やライフスタイルと照らし合せながら、
着る/着ない/わからない/思い出の品
に分けてみましょう。
着ないものは手放し(譲る、バザー、リサイクル、寄付、捨てる)、 思い出の品は別保管にします。
2.洋服の見直しポイント
着る服、着るかどうかわからない服を見直します。
劣化度
・エリやそで口がすり切れていないか
・形が古くないか
・くたびれていないか
・エリぐりが伸びていないか
・色あせていないか
・汚れ、シミ、黄ばみがないか
サイズ感
迷ったものは、必ず着てみます。
洋服は「入る」「入らない」で判断しないように。
パンツやスカートは、鏡でヒップラインを確認しましょう。
今の自分を基準に
その洋服は
・今の自分に似合っているか
・今の自分らしいか
鏡で客観的にチェックしましょう。
自分で判断できない時は、他人の目(家族、友人、プロ)を利用しましょう。
3.洋服の収め方
吊るす収納
・たたむのが苦手、時間が無い人向き
・シワになりやすい衣類に
*キャミソールまでハンガーに掛けていたお客様がいましたが、その方にとってはストレスの無い収納法でした。
たたむ収納
・たたむのが苦でない人向き
・多くの衣類を効率よく収納したい場合
洋服を立てて収納すると全体が見渡せるので、洋服が選びやすく、たくさん収納できます。
収納する衣類によって、引出しの高さを選びましょう。
4.一時置場
脱いだ衣類が、無造作に散らかっていませんか。
そんな時は、1日の行動動線を振り返ってみるのがおすすめです。
着替える場所に、収納用品を用意しましょう。
5.収納用品
収納用品で「まとめる、仕切る、圧縮する、嵩を減らす」などができます。
最適な収納用品を選び、服を戻しやすくしたり、収納スペースを増やしたりしましょう。
*取り込んだ洗濯物がソファーに山積みになっている方を、時々見かけます。
「干す」と「掛ける」ハンガーを共通にすると、手間が省けますよ。
6・洋服の買い方
洋服は、消耗品です。
3~5年も経てば、服が劣化してきます。
私はそのサイクルで処分しても惜しくない服を、購入するようにしています。
毎年流行りのアイテムを1点プラスするだけで、流行遅れになることもありませんよ。
ただし、衝動買いはしないように心掛けてくださいね。
洋服はアイテム数こそ多いものの、短時間に結果が出るので、一番片付けやすいと言えます。
無理なく元に戻せる収納法を選び、こまめに洋服を見直しましょう。
衣替えは、服を見直す絶好のチャンスです。
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