じっとしてるだけで痩せる!?基礎代謝はこうして上げろ!

健康

 

効果的なダイエットを考えたときに外せないワード「基礎代謝」

そもそも基礎代謝ってなに?基礎代謝があがるメリットは?基礎代謝を上げるには?徹底解明!

 

~代謝シリーズ~

1・小学生でもわかる!「代謝」のお話 基本のキ

2・代謝をよくするATP~効果的にATPを増やすには?

 

 

 

基礎代謝とは~生きているだけで必要となるエネルギーのこと

 

私たちは、何もしていない時でも、心臓が動いていたり、呼吸していたり、体温を保っていたりと、生命活動を維持するために、エネルギーを使っています。

このエネルギーのことを、基礎代謝と言います。

 

基礎代謝の消費量のうち、大人の場合、肝臓21%、脳20%、筋肉(骨格筋)22%と、この3器官だけで、6割を超えています。

 

この3器官のうち、意識して鍛えることができるのは、筋肉(骨格筋)だけですね。

そのため、基礎代謝を上げるには、筋トレをするのが効果的です。

 

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出典:Rhythm 各臓器・組織で消費するエネルギーの割合

 

 

基礎代謝があがった時のメリットは?

 

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前々回お話したように、基礎代謝があがるというのは、代謝がよくなるということなので、

 

〇痩せやすく太りにくい体質になる

 

〇細胞の入れ替わりが活発になるので、肌や髪の質が良くなる

 

〇骨粗しょう症を防ぐ

 

〇内臓の働きがよくなり、内臓脂肪が燃焼されやすくなる

 

このような効果が期待されます。

 

 

基礎代謝量は人によって違う!

 

男性か女性か、年齢、体重によっても基礎代謝量は変わってきます。

筋肉量や平熱が何度かによっても、変わってくるでしょう。

正確な数値を出すことは難しいのですが、おおよその基礎代謝量を知ることはできます。

 

下の表をご覧ください。

 

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出典:Ozeki Toshiaki personal trainer   日本人の基礎代謝基準値

 

 

基礎代謝量が低下するのは筋力低下のせい?

 

上の表の通り、基礎代謝量は、10代後半を境に年々低下していきます。

原因として挙げられるのは、筋肉量が減ってしまうことです。

 

基礎代謝の消費量の割合が大きいのは、肝臓、脳、筋肉(骨格筋)でした。

このうち、肝臓や脳は、10代後半以降に大きさに変化は見られないのですが、基礎代謝量が減っています。

つまり、肝臓や脳以外の基礎代謝量の割合が大きい筋肉(骨格筋)が、加齢に伴い減少していると言えます。

 

皆さんも経験上、10代の頃に比べて、筋力の衰えや運動不足を感じているのではないでしょうか。

 

年を重ねるとともに、減ってしまう基礎代謝量をカバーするには、筋肉がつくようなトレーニングをしたり、運動不足の解消を目指しましょう。

 

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次回のお話、DITってなに?

 

一日に消費されるエネルギーの全ては、基礎代謝だけではありません。

普段スポーツの習慣がある方は、その活動や、特別運動をしていない方でも、日々、通勤のために歩いたり、家事や育児、パソコンに向かったりと何かしら動いていると思います。

 

一日に消費される総エネルギー量は、基礎代謝60 DIT10 身体活動量30 と言われています。

 

DITグラフ

出典:日経グッディ

 

身体活動は、先ほど言った、スポーツなどの運動や日常の動作や行動のことです。

では、DITとは・・・?

聞きなれない言葉ですが、次回はこのDITについて解説していきます!

お楽しみに!

 

 

necopen

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エコな暮らし、ていねいな暮らしに憧れつつ、 ラクチンで快適な暮らしも捨てがたい専業主婦。 ほんとうは、毎日まるまって寝ていたいネコペンです。

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