カーテンの種類を紹介します③~カーテン~
カーテンは生地を仕立ててカーテンレールに吊るしたもので、窓装飾に最もよく使われています。
カーテンには、実にいろいろな種類やスタイルがあります。
知っておくと選択の幅が広がり、最適なものを選ぶのに役立ちます。
今回は、カーテンについて詳しくご紹介いたします。
(画像:川島セルコン)
1.カーテン生地の分類
カーテンに使用される生地は大きく2つに分けられます
◇ドレープ
厚手で光を通しにくい生地で仕立てたもの
・プレーン等(色数が多く、カラーコーディネートしやすい)
・織物(専用織機で織られた多種多様な柄が特徴の生地)
・プリント(図柄を印刷したもの)
◇シアー
薄手で光を通す生地で仕立てたもの
・レース(編み物の生地)
・ケースメント(太い糸で織った生地)
・ボイル(薄い織り物)
(画像:inn’s)
2.プリーツの有無と種類
カーテンの美しいウェーブをつくるのが、上部のプリーツ(ひだ)です
◇プリーツあり
〈2倍ヒダ(3つ山)〉
オーダーカーテンでよく使われるプリーツ。
仕上がり幅の2倍の生地を使います。
ゆったりとボリュームがあります。
〈1、5倍ヒダ(2つ山)〉
既成カーテンに使われるプリーツ。
仕上がり幅の1.5倍の生地を使います。
〈ギャザープリーツ〉
細かく密度の濃いプリーツ。
仕上がり幅の2.5~4倍の生地を使います。
薄手の生地やシアーカーテン向き。
◇プリーツなし
〈プレーンスタイル〉
カーテンクリップなどで生地を吊ったもの。
手軽に掛け外しができ、少ない生地でできます。
生地の模様を楽しむのに最適。
〈タブスタイル〉
共布や別布を縫製したものをカーテンに縫い付けたもの。
装飾レールに吊るす、のれんのようなスタイル。
カジュアルな印象になります。
部屋の間仕切り、目隠し、子供部屋などにもおすすめです。
〈ハトメスタイル〉
上部にハトメ穴を開けて、レールなどに通したもの。
ヒダが少なくシンプルな印象になります。
モダンなお部屋におすすめです。
(画像:スピルトピンク)
3.カーテンの掛け方
カーテンにも、いろいろな掛け方があります
◇組み合わせ
・ドレープ+シアー
・カーテン+シェード
・カーテン+スクリーン
・カーテン+ブラインド
◇開閉方法
・両開き 中央から左右に開く
・片開き 左右どちらかに開く
小窓向き
◇掛ける範囲
・窓枠の上から下まで
腰高窓に
・窓枠から床まで
掃出し窓に
・天井から床まで
高級な演出に
4.カーテンアクセサリー
カーテンを束ねたり、飾りとしてあしらうもの
◇バランス
カーテンの吊元を隠す飾り
(画像:楽天市場)
◇トリム
カーテンの裾や縁を飾るもので、レース状やテープ状のものを取り付けます
(画像:ディノス)
◇タッセル
カーテンを束ねるもの
カーテン生地と共布が一般的ですが、種類を替えると簡単にイメージチェンジができます。
・共布 、キータッセル 、組み紐 、金属 、ガラス玉、クリスタル ・マグネットなど
(画像:楽天市場)
窓は面積が大きいので、カーテン1枚でお部屋の印象は随分変わります。
あなたはどんなカーテン・スタイルを選びますか?
ぜひお気に入りの生地を見つけて、コーディネートを楽しんでくださいね。
次回はローマンシェードについて、お伝えします。
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