「アンペア」を変更して電気代を安く節約する方法
こんにちは、ゆちえるです。
今日は電気代を節約するアンペアについて説明させていたできますね。
そもそもアンペアってなに?
そもそもアンペアってなんでしょう?
電流の大きさを表す単位がアンペア(A)で、1秒間に何個の電子が通り抜けるかを示すものです。と説明されていますが、わかりにくいですね。
よく、電気は水にたとえられることが多いのですが、その中で一番多い説明はこんな感じのものです。
アンペア:流れている水の量
ワット: 使った水の量
つまり、家の中を流れている電気の量がアンペアということですね。
これを決めているのが契約アンペアです。
家の中に流れる量が多いほうが値段が高くなるということもわかりやすいかと思います。
契約アンペアの確認方法
・分電盤を見る
それぞれの部屋へ電気を分配する役割の「分電盤」に取り付けられているアンペアブレーカーの色や数字で、契約アンペアをご確認できます
・電気のご使用量のお知らせを見る
こちらは東京電力の場合の検針票です。
他の電力会社でも同じように記載されているので、よく見てみてくださいね。
ちなみに、東京電力の契約アンペアごとの電気代基本料金は、例えば東京電力の場合だとこんな感じになっています。(小数点以下は切り捨てです)
10A 280円
20A 421円
30A 561円
40A 842円
50A 1123円
60A 1684円
契約アンペアがない電力会社もあります
この記事は契約アンペアを下げて基本料金を節約しようという記事なのですが、注意してほしいことがあります。
それは、契約アンペア制をとっていない電力会社もあるということです。
関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力を選ばれているみなさんは、最低料金制という制度になっているようです。
これは使った分だけお金がかかるということを基本としたシステムなので、残念ながら契約アンペアの変更もできません。
ただ、電化住宅割引など、他の割引はあるようですので、料金について一度考えてみるとお得なプランがあるかもしれません。
アンペアをさげて電気代を安くする
契約アンペアがわかったら、それを検討してみましょう。
60Aの契約と10Aの契約では毎月1000円以上基本料金が変わってきます。
しかし、ただただ下げればいいというものでもありません。
アンペアは電気の量を決めているので、低いアンペアでは電化製品を一緒に使うたびにブレーカーが落ちるという悲惨なことになりかねません。
例えば、冬の夕食時に、キッチンと居間で電気を使っているときのアンペア数が以下のような場合、50アンペアがご契約の目安となります。
これを見て残念、これくらいは一緒に使っているわ~、と思われる方もいるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
例えば、炊飯器でお米をたくのはタイマーを使って朝眠っている間にしてみたり、電子レンジを使う時には他の物を使わないように注意しておくだけで、ぐっと必要アンペアが減るのです。
いきなり、10Aにチャレンジ!といったことは、現代の生活においては難しいかと思われます。
ですが、ドライヤーやIH、炊飯器など、一緒に使わずに少しずらして使うことで40Aくらいまでであれば気楽にチャレンジしてみれるのではないでしょうか。
仮に60Aから40Aに変更すると、基本料金は月々800円安くなります。
ちょっとした心がけだけで安くなるならお得ではないでしょうか。
東京電力エナジーパートナーのホームページでアンペアのシュミレーションができます。
自分の家にある電気機器でシュミレートしてみるとわかりやすいのではないでしょうか。
ちなみに、アンペア変更の工事は無料のようですが、冬だけアンペアを増やすなどという変更はできないようですので、無理のない範囲でチャレンジすることをおすすめします。
以上 ゆちえるでした。
【画像は東京電力エナジーパートナーより引用しています】
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